リバプール不動SB、南野拓実の“ポジション争い”に見解 「出場機会を増やせる」
右SBアーノルドが南野へ言及、トップチームでの出場機会を展望
リバプールの日本代表FW南野拓実は今季プレミアリーグでは1分もプレーできていない。同僚のイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドは「トップレベルの選手たちのなかで自分の居場所をつくるのは難しい」とチーム内で厳しい競争があるとした上で、南野が「ボビー(ロベルト・フィルミーノ)やディオゴ(・ジョッタ)と競い合って出場機会を増やすことができると示した」と語った。
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南野は今季、サウサンプトンからのローン期間を終えてリバプールに復帰。夏のプレシーズンではゴールを決めて定位置奪取に向けて猛アピールを重ねた。しかし、ここまで与えられた出番はリーグカップ3回戦のノリッジ戦(3-0/2得点)とUEFAチャンピオンズリーグ第2節のポルト戦(5-1)の2試合のみ。ユルゲン・クロップ監督は南野の活躍に賛辞を送っているものの、実際にピッチに送り出す機会は限られている。
リバプール不動の右サイドバックであるアレクサンダー=アーノルドは海外サッカーサイト「Onefootball」のインタビューで、サウサンプトンでの修行期間を終えた南野について聞かれると「プレシーズン中はとてもいいトレーニングを積んでいた。数年前にチャンピオンズリーグで対戦した時は良さを存分に見せてくれた」と語っている。タレント揃いのリバプールでのポジション争いは一筋縄ではいかないとしたうえで、南野は出場機会を増やす兆しがあると感じているようだ。
「彼(南野)はおそらく出場時間や機会が増えることを期待していたと思います。でも、トップレベルのクラブで、トップレベルの選手がいるなかで自分の居場所を作るのは難しいものです。
彼は昨季、サウサンプトンでいくつかゴールを決めました。より多くプレーするために戻ってきたのでしょう。今シーズンはボビーやディオゴと競い合って出場機会を増やすことができると示しました」
リバプールの前線にはフィルミーノ、エジプト代表FWモハメド・サラー、セネガル代表FWサディオ・マネの定番トリオに加え、彼らと遜色ない決定力を持つジョタが控えている。年末に向けてスケジュールも今以上に過密になってくるなかで、クロップ監督は南野にチャンスを与えるのだろうか。指揮官の采配に注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)