2年2ゴールの悪童バロテッリが大栄転!? トルコ王者ベジクタシュ移籍の可能性は「100%」

名物代理人が移籍実現を断言 伊メディアが報じる

 欧州選手権初戦でイタリア代表がベルギー相手に鮮やかな勝利を挙げた裏で、前回大会のヒーローとなった“凋落の悪童”の新天地が決まりそうだ。しかも、大栄転となる可能性が急浮上している。

 ACミランの元イタリア代表FWマリオ・バロテッリの代理人であるミノ・ライオラ氏が、今季のトルコ王者ベジクタシュへの移籍を「実現する可能性は100%」と明言している。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 バロテッリの状況は実に厳しい。昨季プレミアリーグ戦でわずか1ゴールという大不振に陥り、今季開幕前にリバプールで構想外になった。期限付き移籍の引き取り手を探したものの高額年俸がネックになり、なかなかクラブが決まらなかったが、古巣のACミランがレンタル料なしの年俸の半分近くをリバプールが負担するという異例の条件で契約に至った。

 しかし、今季はミランでもリーグ戦で1ゴール。2年連続で不発に終わり、ミランはすでに保有権の買い取り、あるいはレンタルの延長を選択肢から除外している。

 ピッチ外での奇行ばかりクローズアップされる問題児は当然リバプールでも鼻つまみ者。新たなクラブ探しに追われる状況となったが、新天地候補に挙がったのが今季のトルコ王者ベジクタシュ。代理人のライオラ氏は交渉成立を楽観視している。

 

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