スラン戦に途中出場の三笘、リーグ戦初ゴールを含む3発で4-2逆転勝利の立役者に

　ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン＝ジロワーズのMF三笘薫は、リーグ第11節スラン戦に途中出場し、リーグ戦初ゴールを含むハットトリックの大活躍で4-2の逆転勝利に貢献した。クラブ公式が三笘の美しき抱擁シーンや観客席前での絵になる1枚を投稿し、「ミトマニア」「最高にかっこいい！」と反響が広がっている。

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　三笘がベンチスタートとなったスラン戦。チームは前半で0-2とビハインドを背負い、さらに退場者を出して1人少ない状況で後半を迎えた。逆境のなかで後半頭から途中出場した三笘が流れを一変させる。

　後半10分、三笘がエリア内からグラウンダーのシュートを決めてベルギーリーグ初ゴール。これで1点差に詰め寄ると、味方のゴールで同点に追い付く。さらに同31分、味方のスルーパスに反応した三笘が右足で逆転ゴールを流し込む。その勢いは止まらず、後半45分にはハーフウェーライン左でパスを受けた三笘がドリブルを開始。立ち塞がる相手をドリブルで振り切り、対角線上の突破から圧巻の一撃を突き刺した。

　三笘はリーグ戦初ゴール、さらにプロ初ハットトリックという出色のパフォーマンスを披露。日本人アタッカーが逆転勝利の立役者となったなか、クラブ公式インスタグラムが連続投稿し、チームメイトらと歓喜の抱擁を交わす三笘の姿を紹介している。また、スタンドで熱狂するサポーターの前に三笘が立ち、大声援を一身に浴びる様子も届けた。

　ファンから「ミトマニア」「信じられない！」「神話」「最高にかっこいい！」などの声が上がっており、いまだ興奮さめやらぬ様子。次節は23日にアウェーでオイペンと対戦するなか、三笘への期待感が膨らんでいる。