不振に苦しむバルセロナの救世主? 移籍示唆のシティFWスターリング獲得に興味か
デンベレの契約満了が近づくなか、バルセロナがスターリングの動向を注視
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティに所属するイングランド代表FWラヒーム・スターリングは、出場機会の減少により移籍を示唆する発言をして注目されているなか、スペインの強豪バルセロナが動向を注視しているようだ。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
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スターリングは出場機会が減少し、英経済誌「フィナンシャル・タイムズ」のインタビューでは「どこか別の場所へ行く機会があれば、それを受け入れる準備がある」と移籍にオープンな姿勢であると語った。また、ジョゼップ・グアルディオラ監督はスターリングが重要な選手であることを強調しつつも、すべての選手に出場機会を保証することはできないと説明している。
そうした状況を受けて、にわかに移籍説が浮上しているスターリングだが、獲得に興味を示しているのがバルセロナのようだ。その理由が、フランス代表FWウスマン・デンベレが負傷を繰り返し、今季終了後の契約満了に近づいていることだという。
バルセロナはデンベレをアンバランスなプレーを生み出す能力とペースを上げてスペースに侵入する能力を有した、ユニークな特徴の選手と考えている。だが、怪我に悩まされた4シーズンの間、レギュラーとしてそのクオリティーを十分に発揮できておらず、低価格ででの契約更新にすべきという考えがあるという。それに対してデンベレ側が合意できるかは別の問題のようだ。
そうなった時、1月の時点でスターリングを獲得し、デンベレを放出する形で決断する可能性が生まれている。スターリングとシティの契約は来季終了までとされるだけに、移籍する場合はクラブ側も決断すべき時期が近づいていると言える。スターリングが不振に苦しむバルセロナの救世主となるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)