元英国代表DFがリバプールFWサラーにレアル移籍提言 「履歴書に書かなければならない」

リバプールで活躍するエジプト代表FWモハメド・サラー【写真:AP】
リバプールで活躍するエジプト代表FWモハメド・サラー【写真:AP】

ガリー・ネビル氏が「サラーはレアルを経験しなければならない」と発言

 イングランド・プレミアリーグのリバプールで活躍するエジプト代表FWモハメド・サラーについて、元イングランド代表DFガリー・ネビル氏が「レアル移籍のススメ」と受け取れる発言を行っている。

 サラーは16日のプレミアリーグ第8節ワトフォード戦で1ゴール、1アシストの活躍を見せた。ユルゲン・クロップ監督も「彼はベストだ」と発言するなど賛辞を惜しまず、現在のサッカー界で最高峰のアタッカーに挙げられる1人だと言える。

 そのサラーについて、英衛星放送局「スカイ・スポーツ」の解説者でもあるネビル氏は、スペイン紙「AS」に対してリバプールでの将来に懐疑的な言葉を残している。

「間違っているかもしれないが、私は彼がキャリアの残りをすべてリバプールで過ごすとは思わない。サラーはレアル・マドリードや(本拠地の)サンチャゴ・ベルナベウを経験しなければならないと思う。今、バルセロナはそこまで良くないことは理解されている。私は、彼がキャリアの最後にそのこと(レアル行き)を履歴書に書かなければならないと思う。彼はリバプールで素晴らしい仕事をした」

 そのうえでネビル氏は、レアルにはそうした選手が集まってきた歴史や、そこでのプレーが望まれるクラブであることも話している。

「彼が去った場合、プレミアリーグは弱体化するかもしれない。ただし、クリスティアーノ・ロナウドやデイビッド・ベッカム、キリアン・ムバッペのような人を見ると、お金がすべてではないと思う。彼らの人生で達成しなければならないことがある。彼らは、そうした特定のクラブでプレーし、それを経験しなければならないと感じるのだろう」

 実際にスペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、2023年6月で契約が切れるサラーの獲得をレアルが模索していると報道。29歳とキャリアの最盛期にあるサラーは、次の契約が決定的なものになるだろう。それがリバプールとの契約延長なのか、それとも違うビッグクラブへの移籍なのか、岐路に立つ時期も近づいていると言えるのかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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