C・ロナウドとメッシ不在…世界注目クラシコの価値は? ベンゼマが力説「問題じゃない」
「酷い試合をした後にも、すぐに巻き返せる」と不調のライバルを警戒
スペインを代表する2大クラブであるレアル・マドリードとバルセロナが対戦する一戦は、「クラシコ」と呼ばれ、その歴史的背景もあって大きな注目を集める。世界で最も激しいライバル関係にある2クラブの対戦と見られることも多い。レアルのフランス代表FWカリム・ベンゼマは、24日の2021-22シーズン最初のクラシコを前に、世界的なスター選手が不在となっても、この大一番の価値は変わらないと米スポーツ専門局「ESPN」に語っている。
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今夏の移籍市場でバルセロナとの契約が満了を迎えたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、フランスのパリ・サンジェルマンに移籍した。2018年にレアルを離れたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)とともに、サッカー界を代表する二大巨頭が不在となった「クラシコ」だが、レアルの攻撃をけん引するベンゼマは、その価値は不変だと語る。
「僕にとっては、今も何も変わらない。世界最高のサッカーの試合だ。どの選手が離れて、どの選手が加入したのか、そこに誰がいるのかは問題じゃない。レアル対バルサは歴史のある対戦だ。選手は変わっていくが、過去にはジダン、ロナウジーニョ、ロナウド、エトーといった選手も戦った。レアル対バルサは、常にレアル対バルサなんだ」
第8節を消化したリーガ・エスパニョーラで、レアルが首位に立っている一方で、バルセロナは引き分けが多く、中位に低迷している。ロナルド・クーマン監督の去就問題にも発展しているが、ベンゼマは「彼らとの対戦を振り返った時、簡単な瞬間などなかった。バルサのようなトップチームは、酷い試合をした後にも、すぐに巻き返せる。僕たちは軽く扱うことはできない。ここまで彼らがうまくいっていないとしてもね」と、警戒心を弱めなかった。
シーズンを順調に戦っていたとしても、クラシコに敗れれば、一気に叩かれる。現在、レアルはクラシコ3連勝中だが、今年のバロンドール候補にも挙がっているベンゼマは、チームをクラシコ4連勝に導けるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)