クロップ監督、1得点1アシストのサラーを“世界最高選手”と絶賛「彼はトップだ」
ワトフォード戦のサラーに言及したクロップ監督「彼は最高だと毎日感じている」
リバプールのユルゲン・クロップ監督は16日のプレミアリーグ第8節のワトフォード戦(5-0)で1得点1アシストをマークして勝利に貢献したエジプト代表FWモハメド・サラーを現時点で世界最高の選手だと称賛している。英紙「ガーディアン」が報じた。
プレミアリーグで8試合連続スタメン出場となったサラーは、前半8分に右サイドから左足のアウトサイドパスでセネガル代表FWサディオ・マネのプレミア通算100得点目となる節目のゴールをアシスト。さらにブラジル代表FWロベルト・フィルミーノの2得点を加えて迎えた後半9分には圧巻の個人技でゴールをこじ開けた。
ペナルティーエリア内でパスを受けたサラーはDF3人に囲まれるも、細かいステップと足の裏も使った巧みなボールタッチで密集地帯を突破。右足での鋭い切り返しでカバーに戻ったDFも翻弄し、最後は左足でファーサイドにシュートを流し込んだ。
後半アディショナルタイムにフィルミーノがハットトリックを達成し、リバプールは5-0で圧勝。クラウディオ・ラニエリ新監督の初陣となったワトフォードを寄せ付けなかった。1得点1アシストをマークし、クラブタイ記録となる公式戦8試合連続得点を達成したサラーにはクロップ監督が惜しみない賛辞を送っている。
「彼よりも優れた選手がいるか? メッシやロナウドが世界のサッカー界に何をもたらしたのか、彼らの支配力は今さら語るまでもない。現時点では彼がベストだ。彼のパフォーマンスは並外れていた。1点目の(マネへの)パスはグレート、2点目(のゴール)はスペシャルだった。彼はトップだ。全てを見ただろう。彼は最高だと私は毎日感じているよ」
クロップ監督はサッカーの二大巨頭とも言えるメッシやロナウドを引き合いに出しつつ、サラーを世界最高と言い切った。それだけ絶大な信頼を置いている証しだと言えるだろう。今季公式戦10試合で10得点4アシスト。前節マンチェスター・シティ戦(2-2)でもドリブル突破からスーパーゴールを決めた“エジプトの王”の勢いが止まらない。