「キョウゴがスタメンを外れて喜んだ」 ポステコグルー監督が古橋の無事に本音を告白
セルティックのポステコグルー監督、無事に帰還した古橋とロギッチに安堵
日本代表はカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第4節でオーストラリアに2-1で勝利した。セルティックFW古橋亨梧は、この一戦の後半途中から出場。怪我なく乗り切ったことへ、アンジェ・ポステコグルー監督は安堵の言葉を述べている。
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古橋は今夏、ヴィッセル神戸からスコットランドの名門セルティックへ移籍し、公式戦11試合8ゴールと目覚ましい活躍を見せているが、先月の代表戦で負傷し、3週間の離脱を余儀なくされていた。そうした経緯があるだけに、今回の代表ウィークで“無傷”で帰還したことへポステコグルー監督は喜びを露わにしている。
英紙「ザ・サン」スコットランド版では、ポステコグルー監督のコメントを紹介。「最も大事なことはこの代表ウィークを乗り越え、全ての選手が無事にチームに戻って来ることだった。前回の代表ウィークでは我々に親切ではなかったので、今回は安心している。日本で行われたオーストラリアの試合をたくさんのろうそくを灯しながら何度も祈りを捧げていた。オーストラリアは負けてしまったけど、彼らが無事に帰ってきて嬉しいよ」と、母国が負けてしまったことを残念に思いながらも古橋とオーストラリア代表MFトム・ロギッチの無事を喜んだ。
さらに「キョウゴがスタメンに入っていなかったのを見た時、私が喜んだのは間違いない」と素直な思いを口にした指揮官は「トミー(ロギッチ)が問題なくジョギングしているのを見たことが、私の一番の喜びだったかもしれない。キョウゴは水曜日に戻ってきて軽いセッションを行い、金曜日にはより激しいセッションを行った。彼らは元気で、準備万端だよ」と現在の状態について言及した。
セルティックはこれから22日間で7試合を行う超過密日程が控えており、現地時間16日にアウェーでマザーウェルと対戦する。ポステコグルー監督はここでも全員の無事を祈るだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)