チャリティーマッチでのナスリの姿に波紋　マルセイユ時代の同僚カナ氏も冗談を飛ばす

　元フランス代表MFサミル・ナスリ氏は、13日に行われたチャリティーマッチに出場した際の“激太り姿”が話題になっている。英紙「デイリー・スター」によれば、若き日の全盛期を知る元同僚も激変ぶりをあざ笑ったという。

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　ナスリ氏は母国のマルセイユやアーセナル、マンチェスター・シティ（ともにイングランド）などで活躍。2020年にアンデルレヒト（ベルギー）を退団後、フリーの状態が続いていたなか、今年9月26日に現役引退を発表した。

　13日に行われたマルセイユレジェンド対ユニセフ選抜によるチャリティーマッチに招待されたナスリ氏は、マルセイユレジェンドの一員として公の場でプレー。何より注目を集めたのが、激太りしたその容姿だ。上半身は大きく膨らみ、現役時代に細身の体で躍動した姿からは一変していた。

　英紙「デイリー・スター」は、ナスリが全盛期は巧みなボールコントロールやパス、高精度のFKで鳴らしたと触れつつ、「ファンは丸みを置いたナスリの体型を残酷に嘲笑したが、彼の元チームメートの1人は試合後にもっと遊び心を見せた」と伝えた。

　記事では、2005～08年にマルセイユでナスリと共闘した元アルバニア代表MFロリック・カナ氏が、「そこにはサミルとナスリがいる」と変貌ぶりに冗談を飛ばしたことを紹介。これに、ナスリも「彼は5分しかプレーできなかった」とすぐさま“反撃”したという。

　海外ファンからは「ナスリは引退後の生活を楽しんでいる」「ナスリの写真は偽物だと思った」といった声も上がっており、ナスリの激太り姿はしばらく波紋を呼びそうだ。