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「力強い演説を行った」 仏代表MFポグバ、チームメイトを鼓舞する行動に海外称賛
ハーフタイムにチームを鼓舞、スペイン相手に逆転勝利でチャンピオンに
フランス代表は現地時間10日に行われたUEFAネーションズリーグ決勝でスペイン代表と対戦し、先制を許しながらも2-1の逆転勝利を収め優勝を果たした。この試合でフル出場し、チームの勝利に貢献したMFポール・ポグバがハーフタイムにロッカールームで行った行動について海外メディアは「彼はリーダー」と賛辞を送っている。
試合は序盤からハイレベルの攻防が繰り広げられるが、前半は両チームとも決定的なチャンスを作ることができずに0-0で折り返す。ロッカールームに戻ったポグバはここでチームメイトに対して行動に出る。
「俺たちはもっと積極的にならないと」と強い口調で話し始めたポグバは「ボールを取られても取り返し、攻撃する。相手には質の高い選手がいるからたくさん走るつもりだ。ボールをもっと保持して攻撃し続けないと。後半はさらにアグレッシブでなければいけない」とチームメイトを鼓舞した。
この行動について英メディア「GIVE ME SPORT」は「ポグバがチームメイトに対して鼓舞する力強い演説を行った」と見出しを打ち、「彼はアームバンドを巻いてはいないが、ロッカールームでは適切なリーダーであった」と称賛している。
後半、積極的になったフランスは同19分、相手FWミケル・オヤルサバルに裏に抜け出され、先制点を奪われるもその2分後、ペナルティーエリア左角付近でパスを受けたベンゼマが右足を振り抜き、ボールはゴールに吸い込まれすぐさま同点に追いつく。
さらに同35分にFWキリアン・ムバッペが裏に抜け出し、左足で冷静にゴールに流し込み逆転に成功。試合はそのまま終了し、フランスが2-1でスペイン相手に逆転勝利を収め、ネーションズリーグチャンピオンとなった。
ムラっ気がありなにかと批判の対象になるポグバだが、素晴らしいリーダーシップを発揮し、チームにタイトルをもたらす姿をピッチ外で見せていた。