南野はボールによく絡むもゴール前ではやや迫力を欠く

＜MF＞
■遠藤　航（シュツットガルト）＝★★★★★
　高い位置でタイミング良く相手からボールを奪い、攻撃の重心を前に向けた。守田と田中を上手くサポートしながら中盤のスペースを埋める働きぶりも実に頼もしく、攻守両面で出色のパフォーマンスを見せた。

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■田中　碧（デュッセルドルフ）＝★★★★★
　最終予選で初スタメンへ抜擢され、その起用に応えて見事な先制ゴールを叩き込む。中盤からの堂々たるパス捌きで攻撃を活性させるなど配球役としてのセンスの高さを見せつけ、チームを蘇らせた。

■南野拓実（リバプール）＝★★★☆☆（→後半33分OUT）
　前半8分の先制点をお膳立てするなど、試合序盤からよくボールに絡んだ。ただ、ゴール前ではやや迫力を欠いたのも事実で、単独での見せ場はペナルティーエリア手前右から左足を振り抜いた前半44分のワンシーンくらいだった。

■伊東純也（ヘンク）＝★★★★☆
　開始早々にスピードを活かした突破でDFアジズ･ベヒッチを牽制したプレーは、右サイドの主導権を掌握するうえで非常に大きかった。得点には絡めなかったが、相手のスペースを効果的に突く持ち味を活かした印象だった。

■守田英正（サンタ・クララ）＝★★★★☆（→後半39分OUT）
　球際でボールを奪い切る力はもちろん、ボールを積極的に縦につける姿勢も光った。自らのファウルにより与えたFKから失点したとはいえ、大きな減点材料にはならないだろう。

■柴崎　岳（レガネス）＝評価なし（←後半39分IN）
　限られた出場時間内で見せ場は作れず、冨安の縦パスを左サイドで受けて、浅野とのパス交換からゴール前を崩そうとした後半40分のプレーもチャンスには結びつかなかった。

（出場なし）
原口元気（ウニオン･ベルリン）
鎌田大地（フランクフルト）