攻撃再生の2人に“5つ星” 日本代表、豪州戦出場全15選手「パフォーマンス査定」
オーストラリアに2-1勝利 出場メンバー15選手を5段階査定
日本代表は12日、埼玉スタジアムでカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第4節オーストラリア戦に臨み、後半41分の勝ち越しゴールで2-1と競り勝った。
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予選突破へ是が非でも勝利が求められるオーストラリア戦で、今予選初先発に抜擢されたMF田中碧が先制ゴールを奪うと、1-1で迎えた後半41分、途中出場のFW浅野拓磨が放ったシュートが相手のオウンゴールを誘い、土壇場で勝利を奪った。
前節のサウジアラビア戦(0-1)と比べると、内容的にも改善された印象を抱かせたこの一戦で、各選手はどのようなパフォーマンスを見せたのか。出場15選手を5段階評価(最高が五つ星=★★★★★)で査定した。
<GK>
■権田修一(清水エスパルス)=★★★★☆
FWアダム・タガートとの1対1の場面を迎えた前半41分のシーンで、シュートを左手に当て失点を回避したセービングは見事。後半25分にFKを直接叩き込まれたが、これは相手のシュートを褒めるべきものだろう。
(出場なし)
川島永嗣(ストラスブール)
谷 晃生(湘南ベルマーレ)
<DF>
■酒井宏樹(浦和レッズ)=★★★☆☆
時折、右サイドを駆け上がるシーンもあったが、持ち場である右サイドを突破させまいと、マッチアップした相手との競り合いでは五分五分のボールをことごとく奪い切っていた姿が印象的だった。
■吉田麻也(サンプドリア)=★★★★☆
この一戦に懸ける思いは、相手のFWに仕事をさせない力強い守備に見て取れた。後方からのビルドアップ時には長短のパスを織り交ぜながら的確に配球し、後半41分の勝ち越しゴールの場面ではロングフィードで起点に。
■冨安健洋(アーセナル)=★★★★☆
自陣ゴール前での競り合いでは抜群の強さを発揮。守備の安定ぶりが光ったうえに、奪ったボールを単純なクリアに終わらせず、味方の攻撃に繋げるパスを供給していた点も見逃せなかった。
■長友佑都(FC東京)=★★★☆☆(→後半39分OUT)
中盤でボールが収まった影響もあり、積極的に高い位置を取って攻撃に加担し、前半37分には左サイドから大迫へ際どいクロスも供給。背後のスペースを突かれるシーンは気になったが、健在ぶりは示した。
■中山雄太(ズウォレ)=評価なし(←後半39分IN)
サウジアラビア戦と同じく、試合終盤に長友との交代で出場。1点リード後は、堅実なプレーで持ち場である左サイドを支えていた。
(出場なし)
植田直通(ニーム)
室屋 成(ハノーファー)
板倉 滉(シャルケ)