シュート10本乱れ打ちも格下に不発のC・ロナウド 「氷漬けにされた」と英メディアが酷評

“極楽のグループ”で暗雲が漂う

 ポルトガルは大会前最後のテストマッチだったエストニア戦で7-0の大勝を飾るなど、国民の期待を大きく受けていた。だが、フタを開けてみれば、完全なアウトサイダーと見られた相手にまさかのドロー発進。スカイは「ロナウドとポルトガルはアイスランドに“氷漬け”にされた」とのタイトルで、今大会初戦で最大の波乱になったことを報じている。

 スペイン地元紙「AS」は「アイスランド噴火」との見出しで特集。「アイスランドは歴史的なドローを勝ち取り、ポルトガルとクリスティアーノ・ロナウドはサンテティエンヌでフラストレーションを募らせる」と特集。アイスランドの歴史的ドローを讃えている。

 グループFはポルトガル1強との前評判があったものの、本命がまさかのドロー。そしてハンガリーが本大会で44年ぶりに勝利を挙げるなど、風雲急を告げている。オーストリア、ハンガリー、アイスランドと同組で「極楽のグループ」と目されていたポルトガルは、スタートダッシュでつまずいた。現地時間18日の第2戦でハンガリーに敗れたオーストリアと対戦する。ロナウドをはじめとしたタレント軍団は、いきなり訪れた苦境を跳ね返せるだろうか。

【了】

ゾーンウェブ編集部●文 text by ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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