豪州出身の元Jリーガーが日本戦に言及 「同点に追いつければ、日本にとっての悪魔が戻ってくる」

元オーストラリア代表DFマーク・ミリガン氏【写真:Getty Images】
元オーストラリア代表DFマーク・ミリガン氏【写真:Getty Images】

元豪州代表DFミリガン氏は「日本には十分な質の高さがある」と評価

 日本代表は12日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のグループB第4節でオーストラリア代表と対戦。前半8分に最終予選で初出場初先発のMF田中碧(デュッセルドルフ)のゴールで先制した。オーストラリア放送局「チャンネル10」で解説をしている元オーストラリア代表DFマーク・ミリガン氏は、早い時間帯の失点を喫した後輩たちにも逆転の可能性があると示唆した。

 かつてジェフユナイテッド千葉でもプレーしたミリガン氏は、「理想的なスタートでは、なかったが、失点後の反応は良かった」と、開始早々の失点で勢いを失わなかったことを評価。そして、「同点に追いつくことができれば、この数試合、日本にまとわりついてきた悪魔は戻ってくる」と、巻き返せれば再び日本には大きなプレッシャーがかかると示唆した。

 ただし、日本をよく知るDFは、日本の質の高さを警戒する。「スロースタートを切れば、彼らには、十分な質の高さがある。私たちは、スロースターターになってしまい、実際に問題が起きてしまった」と、早い時間帯の失点を悔やんだ。

 オーストラリアにとっても、W杯予選の連勝記録更新と日本での日本戦初勝利がかかった大一番。後半の戦いも目が離せない展開となりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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