プレミア得点王のCKキッカー担当に波紋… 代表同僚は「特例」として支持
ウィルシャーが支持した“キッカー”ケイン
トットナムのイングランド代表FWハリー・ケインは、現地時間11日に行われた欧州選手権(EURO)ロシア戦(1-1)でCKのキッカーを務めたが、これが英国内で大きな議論の対象となっている。
ケインはロシア戦で計7本のCKキッカーを担当した。しかし、そこから得点は生まれず、イングランドの得点はMFエリック・ダイアーが前半28分に決めた直接FKの1点のみだった。元イングランド代表FWアラン・シアラー氏は、点取り屋のケインがCKのキッカーを務めたことについて「奇妙だ」と語り、ロイ・ホジソン監督の判断を批判するなどイングランド国内では大きな波紋が広がっている。
しかし、この一件についてイングランド代表の同僚が反論している。ロシア戦でも途中出場した同僚のアーセナルMFジャック・ウィルシャーは、プレミアリーグ得点王のケインがセットプレーに関して「スペシャルなテクニック」を持っていると絶賛。「特例」にすべきと持論を展開した。英地元紙「デイリー・ミラー」がウィルシャーのコメントを報じた。
「彼はフリーキック(FK)をたくさん練習している。彼はスペシャルなFKを蹴ることができる。どんなところからも蹴れるテクニックを持っているんだ。それができる選手は多くないよ。彼はCKでも同じように蹴れる。彼にはボックス内にいてほしいと言う人がいるとの話を聞いたけど、僕は彼がキッカーを務めるのに十分な実力を持っていると思う」
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