【日本代表】大迫勇也、豪州戦勝利へ「日本の生命線は常に中盤」を強調 一問一答
崖っぷちの状況にエースとして自負「チームを勝たせることしか考えていない」
森保一監督率いる日本代表は、12日にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第4節でオーストラリアと対戦する。最終予選で唯一ゴールを決めているFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)が、オンライン取材に応じた。
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大迫の主な一問一答は以下の通り。
――敗れたサウジアラビア戦からの切り替えは?
「選手間でもしっかり話し合いはできている。監督もそう。できる限りのことはやっている。良い準備をして明日の試合に臨みたい」
――オーストラリア戦へ修正すべき点について。
「前(攻撃)の選手は得点が取れていないので、そこが原因。しっかりと得点をチームが取れるように、どうすれば取れるようになるかを話している。言えることは多くないけど、選手間ではコミュニケーションを取っている」
――サウジアラビア戦は後半途中から2トップになった。
「状況も状況だった。負けている状況もあるし、最初からすることが良い時も悪い時もある。相手あってのことだし、自分たちの出来次第のこともある。スカウティングするチームがいるので、そことの共有もしながら、自分たちが勝てる確率を高くしていくのがやるべきこと。最高の準備を全員がしないといけない」
――得点力の問題点・改善点は?
「チャンスはあったので、僕自身が決めないといけないシーンがある。そこはまず理解しつつ、あとはチームでさらに得点チャンスを増やすためにどうするか話し合っている」
――オーストラリアのセンターバックは高さと強さがある。
「いろいろとイメージはしている。プラス、チームとしてどうプレッシャーをかけるか、どう崩していけるか、距離感なども含めてコミュニケーションを取りながら練習している」
――無理につけるパスが多い印象がある。
「(対戦相手は)真ん中を締めてくるチームが多い。上手く変えていくべきところは変えないといけない。その分サイドは空いているので、対応しないといけない」
――森保監督からの信頼にどう応えるか。
「常に結果を出さないといけない責任感はある。ただ、前回の試合では結果を出せなかった。でも、しっかりと切り替えて良い準備をするのが今やるべきこと。そこに焦点しか当てていない。点を取って、次の試合にチームを勝たせることしか考えていない」
――後半15分くらいから横パスが増えて、スローインで誰もボールを受けたがらないようにも感じた。
「日本の生命線は常に中盤だと思っている。素晴らしい選手が多い。その選手たちが自信を持ってプレーすることが、日本が勝てる、内容でも圧倒できる試合が増えると思っている。そのサポートもしたいし、サポートもしてもらいたい。試合中は状況次第だと思う」
(FOOTBALL ZONE編集部)