ニューカッスル、“中東マネー”で積極補強へ バルサ&PSGの実力者をリストアップか
サウジ政府系ファンドが買収、補強候補にコウチーニョ、イカルディが浮上と海外指摘
イングランド・プレミアリーグのニューカッスルは、“サウジ・マネー”を手にしたことで冬の移籍市場に向けた野心的なプランがスタートしつつあるという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」では、すでに2人の実力者に対する調査が始まったと報じている。
ニューカッスルを買収したのはサウジアラビアの政府系ファンドのパブリック・インベストメント・ファンド(PIF)。買収額は3億ポンド(約455億円)と伝えられ、今後その潤沢な資金を投じて新たな金満クラブとなる可能性がある。
一例を挙げれば、フランスの強豪パリ・サンジェルマン(PSG)は、カタール投資庁の子会社がバックについた。そして、ここ10年ほどで欧州屈指の資金力のあるクラブとして存在感を高めている。サウジがバックについたニューカッスルが野心的な動きを見せるのは自然な流れだろう。
そうした中で、この初期段階ではビッグクラブで出場機会や存在感を減らしている実力者がターゲットになりえるようだ。レポートでは、スペインの強豪バルセロナのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョと、PSGのアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの名前が挙がっているという。
コウチーニョに関してはロナルド・クーマン監督との関係が悪く、高額年俸もネックだとされてきた。また、イカルディは今季チームにアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが加入したことで、「4番目のFW」という扱いになっている。
シーズンの切れ目になる来夏にはさらなる巨額での補強が行われる可能性はあるものの、約2カ月後にスタートする冬の移籍市場に向けてもニューカッスルの存在感は欧州で大きくなりそうな気配を見せている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)