日本代表の裏方に徹した伊東純也、欠場のサウジ戦をどう見た? 「こっちにも相手にも…」
12日のオーストラリア戦へ「自分がチームを引っ張っていければ」
日本代表は9日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第4節オーストラリア戦(12日/埼玉)に向けたオンライン会見を実施。現地時間7日のサウジアラビア戦(0-1)は累積警告で出場停止だったMF伊東純也(ヘンク)はチームのサポートに回ったなか、「こっちにも相手にもチャンスがあった」と外から見た代表戦を語っている。
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累積警告のためサウジアラビア戦は出場停止となっていた伊東。「個人的には出たい気持ちがあったけど、しょうがないというか、累積で出られないのでチームの応援、裏方に回った」という。DF橋岡大樹(シント=トロイデン)らとチームのサポート役に徹し、「メンバー外と決まっていたので、アップの後のボールの片づけや声をかけることとか、それを橋岡と一緒に率先してやっていこうと」と振り返る。
第2戦の中国戦(1-0)では、伊東の絶妙なクロスからFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)の決勝ゴールが生まれた。外から見守ったサウジアラビア戦について「チームとして戦ったので、負けたのは悔しい。こっちにも相手にもチャンスがあった。その数ではあまり変わらなかった。そこで点を取るところは、大事かなと感じた」と語った。
3位の日本にとって勝利が求められるオーストラリア戦。「プレッシャーはあるし相手も強いけど、自分たち次第だと思うし、プレッシャーはあるけど個々の良さも出しつつチームとして戦わないといけない」と気を引き締める。
最終予選3試合で1ゴールの日本だが、「チャンスは作れている。1試合の中での数はあると思うので、そこで決めること。まずはチャンスを作る、アシストが多くなるけど、自分でもチャンスがあれば狙いたい」と闘志を燃やす。「プレッシャーを感じないこともないし、責任も感じるけど、それを力にできるタイプだと思うので。難しい状況になったけどチャンスはあるので、自分がチームを引っ張っていければ」と活躍を期す。
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(FOOTBALL ZONE編集部)