冨安加入で上昇気流のアーセナルに手の平返し? キャラガー氏が“辛口批評”から一転
シーズン開幕直後、「今季も守備が貧弱」とアーセナルを批評するも…
リバプールで活躍した元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏は、開幕直後のアーセナルについて「今シーズンも守備が貧弱」と指摘。開幕3連敗を喫したアーセナルだが、その後はボローニャから加入した日本代表DF冨安健洋の活躍もあり、4戦無敗(3勝1分)と立ち直りつつある。この状況を受け、キャラガー氏は自身の考えを改めたようだ。英紙「メトロ」が報じている。
昨シーズン8位という成績を超えることを目指しているアーセナルだが、7節終了時点で11位となっている。衛星放送局「スカイ」で解説を務めているキャラガー氏は、チェルシー、リバプール、マンチェスター・シティ、そしてマンチェスター・ユナイテッドをUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を獲得する上位4チームに予想する。
「すでに今季のプレミアリーグの4強がどのチームかは見えている。ウェストハム、ブライトン、エバートンは良いスタートを切った。だが、リーグ戦は38試合ある。今の時点でヨーロッパリーグの出場権をもらえると言われれば、彼らは喜んでその権利をもらうだろう」と話し、アーセナルはシーズンが経過していくなかで注視すべきチームと位置づけた。
「シーズンが進んで行くなかで、注目して見るべきだと感じているのはアーセナルだ。彼らの抱える若い選手たちが、安定感を身に付ければ、欧州の舞台で戦っていないことがミケル・アルテタ監督の大きな後押しになる。なぜなら、より長い時間、練習場で選手たちと時間を共有できるからね。今シーズンのCL出場権獲得は、時期尚早だと思う。だが、CL出場権を目指すクラブを最も苦しめるチームであることを証明するかもしれない」
若い選手たちがシーズンを通して劇的に成長することは十分に起こりえる。果たしてアーセナルは、キャラガー氏の言うように、上位争いをかき回す台風の目となるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)