日本代表、“ロサーノジャパン”誕生の可能性? アギーレに続くメキシコ人監督が候補と現地報道
東京五輪でメキシコ代表を率いたロサーノ監督、“日本代表監督候補”と母国メディア報道
森保一監督率いる日本代表は、現地時間7日(日本時間8日)のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第3節サウジアラビア戦で0-1と敗れた。森保監督の進退問題が浮上しているなか、東京五輪でメキシコ代表を率い、日本に勝利して銅メダルを獲得したハイメ・ロサーノ監督が日本代表監督候補に挙がっているという。メキシコメディア「TV Azteca Deportes」が伝えた。
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日本代表はW杯アジア最終予選の初戦でオマーンに0-1と敗戦。続く中国戦で1-0と勝利するも、サウジアラビア戦で敗れて2敗目を喫している。各国メディアでも日本の敗戦が伝えられ、「ハイメ・ロサーノの名前が再び日本代表に」と報じたのがメキシコメディア「TV Azteca Deportes」だ。
ロサーノ監督は、今夏の東京五輪でメキシコ代表を指揮。3位決定戦で日本を3-1で下し、銅メダルを獲得している。「予選での日本の歩みの悪さに森保一監督に解任の話があり、アステカ五輪代表の監督だったハイメ・ロサーノが再び候補として挙がっている」と記している。
「日本代表で“ジミー”の名前が挙がるのは今回が初めてではなく、東京五輪の銅メダルを獲得した後、メキシコ人監督の好結果は日出ずる国で見過ごされておらず、ロサーノは日本人の関心を呼び覚ます現実的なオプションとして見られていた」
ロサーノ監督が高い評価を得ていると報じ、サウジアラビア戦の結果を受けて現地でも再び注目を集めているようだ。「10月12日にオーストラリア、11月11日にベトナムと戦うが、これが森保一監督にとって最後の試合になるかもしれない」と続けている。
かつてメキシコ人指揮官としてハビエル・アギーレ氏が日本代表を率いたが、八百長に関与した疑いにより契約は解除されていた。「別のメキシコ人指揮官で日本を率いるチャンスがあったのはハビエル・アギーレで2014年にその信頼を得たが、そのプロセスは大きな成功を得られなかった。時間が迫っているのは確かで、メキシコ人監督は戦略家としての名誉を高め続けており、日本代表を率いるのが現実のものになるかもしれない」と、“ロサーノジャパン”誕生の可能性に触れていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)