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アザールがフランス戦で再び負傷か ベルギー代表監督も懸念「検査を受ける必要がある」
後半途中でベンチに退いたアザールの状態についてマルチネス監督が言及
ベルギー代表は7日に行われたUEFAネーションズリーグ準決勝で、2018年のワールドカップ(W杯)王者フランスと対戦し、2-3の逆転負けを喫して敗退となった。2点をリードしながらも逆転負けを喫したベルギーだが、後半29分にベンチに退いたレアル・マドリード所属のMFエデン・アザールは負傷した可能性があるようだ。英紙「メトロ」がロベルト・マルティネス監督のコメントを伝えている。
アトレティコ・マドリードMFエリック・カラスコとチェルシーFWロメル・ルカクのゴールで2点を先行したベルギーだったが、後半にフランス代表の反撃に遭い、レアルFWカリム・ベンゼマ、パリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペらのゴールで2-3と逆転された。
スペインとの決勝に進めなかったベルギーにとって、さらなる打撃となったのはアザールの状態だ。ACミランDFテオ・エルナンデスの決勝点が決まる目前にアザールは交代を要求して、ベンチへ退いた。
ベルギー代表の10番の状態について、試合後の会見でマルティネス監督は「今の時点でははっきりしていない。検査を受ける必要がある。ただ痛みがあっただけなのか、深刻な負傷の感覚があったのか、私には分からない。次の24時間で彼の状態を確かめる」と、不安を口にしている。
アザールは2019年にチェルシーからレアルに移籍し、公式戦59試合を負傷で欠場している。今季、カルロ・アンチェロッティ監督が就任したチームでも、公式戦8試合に出場したが、リーグ戦で1アシストのみでゴールは奪えていない。
アンチェロッティ監督も先月、アザールを連戦で起用することについて「難しい」と語り、「コンディションは良くなってきているが、彼は慎重に扱う必要がある。過去に多くの負傷をしていたため、2試合連続での起用は難しいかもしれない。彼はまだ、私たちの求めるレベルに達していない。でも、彼が最高の状態を取り戻すと確信をしている」と、話していた。
レアルに加入してから、ガラスのエースのイメージが定着してしまったアザール。今回の負傷も気がかりだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)