W杯出場へ暗雲の日本、オマーン&中国と3位グループ形成 サウジ&豪州と勝ち点6差
各グループ2位以内はW杯本戦へストレートイン、3位はプレーオフへ
カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で日本の入るグループBは、7日に各地で第3節の試合を実施。サウジアラビアに敗れた日本は中国、オマーンと3位グループを形成する苦しい立場になった。
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初戦でオマーンに0-1と敗れた日本。続く中国戦で1-0と勝利した中、敵地サウジアラビアに乗り込んだ。前半にMF柴崎岳の無回転ミドルや、MF鎌田大地のスルーパスでFW大迫勇也が抜け出すチャンスがあったものの得点できず。逆に後半26分に、柴崎のバックパスがDF吉田麻也に合わず、背後に転がったボールをそのまま持ち込まれて失点し、0-1で2敗目を喫した。
他では、オーストラリアがオマーンとホームゲーム扱いの中立地カタールで対戦。前半を1-1で折り返し、後半にファジアーノ岡山所属のFWミッチェル・デュークらが2点を奪って3-1の勝利を収めた。中国はベトナムをホームに迎え撃ち、試合終了間際の決勝ゴールで3-2の勝利を手にしている。
この結果、サウジアラビアとオーストラリアが3連勝の勝ち点9で並んだ。そして、日本、オマーン、中国の3チームが勝ち点3で3位グループを形成。ベトナムは3連敗の勝ち点0となっている。
アジア最終予選では、各グループ2位以内は本戦へのストレートインの権利を手にするが、3位はグループAの3位と対戦するアジア5位決定プレーオフに臨む。そして、そのプレーオフに勝利すると、他に北中米カリブ海地区の4位、南米の5位、オセアニアの1位を交えた大陸間プレーオフに進む。前回大会と同じ方式になれば、その4チームが組み合わせ抽選会を行い、2チームずつに分かれてホーム&アウェーの対戦で勝者が本大会に進む。
まず2位以内を目指す日本は、次戦にオーストラリアをホームに迎えるゲームは絶対に勝ち点3が必要な状況になった。グループBの順位表は以下の通り(左から順位、国名、勝ち点、得失点差の順)。
1位:オーストラリア 9 +6
2位:サウジアラビア 9 +4
3位:日本 3 -1
4位:オマーン 3 -2
5位:中国 3 -3
6位:ベトナム 0 -4
(FOOTBALL ZONE編集部)