PSG、ムバッペ代役でFWサラー獲得に関心 リバプールとの契約延長交渉が難航と報道
ムバッペはレアル移籍を切望、後釜を探すPSGがサラー獲得に興味
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーは、今シーズンもここまで公式戦9試合9得点と圧倒的な得点力を示し、クラブの攻撃を引っ張っている。しかし、残り契約期間が2年を切った今も、サラーとリバプールは契約を延長できていない。そんなサラーの獲得に、パリ・サンジェルマン(PSG)が関心を示しているという。米スポーツ専門局「ESPN」が報じた。
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サラーは現在、リバプールと契約延長交渉を行っているとされる。しかし現在、週給20万ポンド(約3030万円)とされるエジプト代表FWは、週給50万ポンド(約7600万円)を要求している模様だ。リバプールの今季最高給はオランダ代表DFヴィルジル・ファン・ダイクの週給22万ポンド(約3333万円)と報じられており、その倍額を求められて交渉は難航しているようだ。
元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏のYouTubeチャンネル「ファイブ」で移籍のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏は、「サラーは今もリバプールと交渉を行っている。私が聞いているのは、彼がリバプールというクラブ、ファン、町、すべてを愛しているということだ。しかし、新契約には合意していない。いくつかのクラブに注視しなければいけない。例えばFWキリアン・ムバッペのような選手が去った時などね。それでも来夏までは、リバプールもサラーとの契約延長を優先する」と、最新情報を語った。
今夏の移籍市場で、オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムをフリー移籍でPSGに渡すこととなったリバプール。二の舞を踏まないためにも、2023年までの契約となっているサラーとの新契約を結びたいところだという。
PSGは、22年までの契約となっているフランス代表FWキリアン・ムバッペが、レアル・マドリードへの移籍を切望している。そのため、後釜としてサラーの獲得を狙っているようだ。ロマーノ氏は、「PSGはムバッペがレアルへ移籍した際に備えて、6月にサラーを獲得できる可能性があるかを調査していた。彼らは何か大きなことをやる見込みであり、サラー獲得の可能性を探った」と伝えている。
最終的に今夏はバルセロナとの契約が満了を迎えたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを獲得したPSGだが、再びサラーの獲得に乗り出す可能性は十分にありそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)