セルティック古橋の“紳士的な行動”が反響 興奮したファンをなだめる姿に「素敵」の声
ピッチに落ちたペットボトルを拾い、スタンドに向かってなだめる仕草を示す
セルティックの日本代表FW古橋亨梧は、現地時間2日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第8節アバディーン戦(2-1)でリーグ戦復帰弾を奪った。クラブの日本語版公式ツイッターでは、この試合で生まれた2ゴールを至近距離から収めた動画が公開され、決勝点後、ピッチ上へペットボトルを投げ込んだ相手サポーターをなだめる古橋の姿に、国内ファンが熱視線を送っている。
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古橋はカタール・ワールドカップアジア最終予選の中国戦で膝を負傷し戦線離脱するも、9月30日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)第2節レバークーゼン戦(0-4)でスタメン復帰。2日のアバディーン戦で4試合ぶりとなるリーグ戦先発を飾った。
すると開始11分、怪我から復帰した日本人アタッカーが躍動する。MFデイヴィッド・ターンブルからの右クロスに対してファーサイドで反応。胸で押し込む今季4ゴール目でチームに先制ゴールをもたらした。その後、セルティックは後半序盤に追いつかれたものの、同39分にMFジョタが勝ち越しゴールを奪い、3試合ぶりの勝利を飾った。
クラブの日本語版公式ツイッターは、「観客の”圧”と、凄まじい臨場感。必見です!」と綴り、この試合で生まれた2ゴールを至近距離から収めた動画を公開。試合中継では感じられない臨場感たっぷりの映像になっている。古橋がボールを持つたび、敵地ファンからブーイングに晒されるシーンもあり、「圧が凄いな」「日本人プレーヤーというのは感慨深い」といった声が寄せられた。
一方、決勝ゴール後の振る舞いにも熱視線が注がれている。ゴールを決めたジョタを中心に、敵地サポーターのスタンド前で喜びを露わにしたセルティックの選手たちへペットボトルが投げ込まれる。すると、ピッチに落ちたペットボトルを拾った古橋は両手を前になだめる仕草を見せ、冷静になるように促した。
このシーンに対しては、「ジョタのゴールのあと、投げ込まれたゴミを片付けながら相手サポをなだめる亨梧選手 誇りです」「亨梧が投げ入れられたペットボトルをさっと拾いに行ってる所も好き」「相手サポーターをなだめる姿も素敵」と、人柄の良さが窺える紳士的な姿に好感の声が上がった。