「ポルトガルには2人の“俳優”がいる」 EUROで激突するアイスランド監督がロナウドとペペを酷評
ラーゲルベック監督が改めてレアルコンビを一刀両断
アイスランドのラーシュ・ラーゲルベック監督が、14日の欧州選手権(EURO)グループリーグ初戦で激突するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとDFペペのレアル・マドリードコンビの主審を欺く演技を、「ハリウッド級」と一刀両断している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
「ポルトガルにはロナウドという世界最高の選手の1人がいる。だが、彼は偉大な俳優だ」
ラーゲルベック監督は、前人未到の公式戦6シーズン連続50得点を記録しているCR7を世界屈指と絶賛する一方で、大袈裟にピッチに昏倒するダイバーぶりを「俳優」と酷評している。
そして、レアルのストッパーに関しても鋭い舌鋒を向けている。「UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝のアトレチコ戦で、我々はハリウッドで演技できる、もう一人のパフォーマーを見た。私はペペのことを言っている」と、ラーゲルベック監督は名指しで酷評している。
ペペは5月28日のアトレチコ・マドリードとのCL決勝の後半、スペイン代表DFフェリペ・ルイスと口論した後に顔面を押さえて倒れこんだ。延長後半の終了間際にもアトレチコMFヤニック・カラスコとペナルティーエリア内でもつれ合った際、カラスコの手が当たったように見せかけて顔面を押さえてうずくまった。主審のマーク・クラッテンバーグ氏もあきれて舌をペロペロと出しながら、プレー再開を促すほどの三文芝居で、メディアから大バッシングを受けた。
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