元バルサエースFW、古巣にクーマン監督のサポート要望「彼を弾劾するのは最も簡単」
バルセロナで活躍した元オランダ代表FWクライファート氏が持論を展開
バルセロナのロナルド・クーマン監督は、成績不振により解任論が過熱している。そんななか、クーマン監督がバルセロナでアシスタントコーチを務めていた1998年から2000年にかけて、当時のチームで中心選手だった元オランダ代表FWパトリック・クライファート氏が、古巣に監督の後押しをするように求めた。スペイン・メディア「フットボール・エスパーニャ」が報じている。
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ここ最近のバルセロナの成績は望ましいものではない。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の開幕2連敗を含め、直近の公式戦6試合で、わずか1勝しか挙げられていない。さらに、試合後の記者会見でクーマン監督が選手を名指しで批判することも、選手たちの不評を買っている。そして一部報道では、ジョアン・ラポルタ会長はクーマン監督の後任探しを始めているとも伝えられ、四面楚歌の状況になりつつある。
それでも、バレンシア、ディナモ・キエフ、レアル・マドリードとの3連戦を控えるバルセロナは、クーマン監督の続投を発表。この連戦の結果次第で、クーマン監督の去就が明確になりそうだ。
そんななか、クライファート氏は「バルセロナは今、難しい状況にある。可能な限り早く、今の状況から抜け出さないといけない。私はクーマン監督と話をしていない。でも、彼を弾劾するのは、最も簡単なことだ。彼を仕事に専念できるようにしないといけない。これだけ多くの変化があったのだから、彼に時間を与えて、チームを束ねる時間を与えるべきだ。今のバルセロナの状況を修正できるのは、スポーツ面での結果だけで、それがすぐに来ることを期待しているよ」と、クラブに監督をサポートするように求めた。
CLでグループステージの危機に瀕しているバルセロナだが、クーマン監督はチームを建て直すことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)