日本代表復帰のドルトムントMF香川が欧州CLで華麗なアシスト 3-0の勝利に貢献してMOMに選出

先制点を演出

 ドルトムントのMF香川真司が欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第2戦のアンデルレヒト戦で大会主催のUEFAに、この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出された。前半3分にイタリア代表FWチロ・インモビーレに絶妙なスルーパスで先制点をアシストするなど、3-0の勝利に貢献した。
 香川らしさをワンプレーに凝縮した。中盤でパスを受けると、敵陣に襲いかかった。DFラインの乱れに乗じてインモービレが動きだす。それを見ると、右足のループでマーカーをあざ笑うようなパスを出した。GKと一対一になったストライカーは右足で押し込み、電光石火の先制点を決めた。この美しいアシストがMOM選出を後押ししたようだ。
 香川はフル出場。パスは51本中43本成功で成功率は84%だった。香川の活躍もあり、ドルトムントは2連勝で欧州CL・D組単独首位に。また、香川は10日のジャマイカ戦と14日のブラジル戦を控える日本代表にも選出。自らの華麗なプレーで代表復帰に花を添えた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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