11日の鹿島戦後の投稿が社会問題に

　浦和レッズは、11日の鹿島アントラーズ戦後にSNS上に投稿された鹿島MFカイオに対する人種差別的な投稿に対し、投稿者本人とコンタクトを取ったものの面談の場に相手が現れなかったことを報告。今後は法的措置も検討していると発表した。

　クラブによると、SNS上に投稿され現在は削除されているカイオに対する人種差別的な投稿を行った該当者とみられる人物とコンタクトを取ったところ、相手からの連絡があり12日に面談を行う運びになった。だが、問題の人物は約束の時間になっても待ち合わせ場所に現れず、携帯電話も着信拒否状態となり、浦和からは連絡が取れない状態になったという。

　浦和はこの行為をについて「どんな人物であろうと誠意を持って直接面談し、浦和レッズのファンであるかどうか、また投稿の意図や謝罪の気持ちがあるかどうかなどを確認しようとしておりましたが、投稿者と見られる人物の誠意ある行動が見られず、誠に残念な気持ちです」と声明を発表した。