アーセナル冨安が「改善を示した」 試合直後の“率直なメッセージ”に英メディア注目
ブライトン戦後のコメントに注目、チームの「メンタリティー改善」を現地指摘
日本代表DF冨安健洋の所属するアーセナルは、2日に行われたプレミアリーグ第7節でブライトンと0-0で引き分けた。3連勝でアウェーでの一戦を迎えたアーセナルだったが、この試合ではブライトンに押し込まれる場面も多かった。それでも英メディア「フットボール・ロンドン」は、試合後の冨安のコメントに注目し、開幕3連敗という過去最悪のスタートを切ったアーセナルのメンタリティーが改善しつつあるとポジティブに報じた。
移籍市場の最終日にボローニャからアーセナルへ電撃移籍した冨安は、右サイドバックのレギュラーに定着している。冨安加入後、リーグ戦4連勝を目指したアーセナルだったがブライトン戦は22本ものシュートを浴びる展開に。それでも、失点をゼロに抑え、辛くも勝ち点1を持ち帰ることに成功した。
冨安は試合後、「結果には満足していないけれども、ほとんどの時間で相手がゲームをコントロールしていたから、勝ち点1をポジティブに考えないといけない」とコメント。「無失点は嬉しく思う。エリア内ではデュエルで勝つことができていたから、ポジティブに捉えないといけない。ただ、エリア内だけだった。ほかのエリアでは、ほとんどのデュエルで負けていた。ここは改善しないといけない」と、課題を挙げている。
「フットボール・ロンドン」は、冨安のコメントを紹介し、「冨安健洋のブライトン戦後の率直なメッセージが、アーセナルのメンタリティー改善したことを示している」と、結果に不満を抱えながらも、収穫と課題に向き合った姿勢を評価した。
今後は日本代表としてカタール・ワールドカップアジア最終予選を戦う冨安。代表ウィーク後、アーセナルで再びどのようなパフォーマンスを見せるか注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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