ソン・フンミン、殊勲の活躍に敵将も脱帽 「傑出した選手がいた」「我々との違い」

トッテナムFWソン・フンミン【写真:Getty Images】
トッテナムFWソン・フンミン【写真:Getty Images】

アストン・ビラ戦で全2得点に絡む活躍を見せ、敵将スミス監督も脱帽

 トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンは、現地時間3日のプレミアリーグ第7節アストン・ビラ戦(2-1)で相手のオウンゴール誘発を含む2アシストでチームの勝利に貢献した。その圧倒的なパフォーマンスに敵将ディーン・スミス監督も「彼らにはソンがいた。それが我々との違い」と脱帽した。

 開幕3連勝のあとに3連敗と浮き沈みの激しい序盤戦を過ごしたトッテナム。今季好調のアストン・ビラをホームに迎えた一戦で輝きを放ったのがソン・フンミンだった。前半27分には右サイドから中央でフリーなっていったデンマーク代表MFピエール・エミール・ホイビュルクへパスを届け、先制ゴールをアシストした。

 さらに同点とされて迎えた後半26分、ソン・フンミンは左サイドの高い位置でパスを受けると、ドリブルでボールを運び、ペナルティーエリアの角に差し掛かったところで鋭い切り返しを見せて縦に突破。DFを置き去りして中央へグランダーのクロスを送ると、これがDFマット・ターゲットのオウンゴールを誘発した。スポーツチャンネル「DAZN」の公式ツイッターは動画を公開し、「緩急を駆使したドリブルで相手DFのオウンゴールを誘発」と切れ味鋭い突破から決勝点を導いたプレーを称賛している。

 このソン・フンミンの活躍にはアストン・ビラを率いるスミス監督もお手上げの様子。試合後、英公共放送「BBC」に対し、「両チームの間にそれほど大きな差はなかった思う。彼らのピッチにはソンという傑出した選手がいた。それが我々との違いだった。彼は見事だ」と韓国代表FWに惜しみない賛辞を送っている。

 リーグのマン・オブ・ザ・マッチにも選出されるなど際立った活躍を見せたソン・フンミン。今夏にマンチェスター・シティへの移籍騒動に揺れたイングランド代表FWハリー・ケインの調子が今一つ上がらないなかで、力強くチームを牽引している。

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