インテルFW、不満示唆の意味深SNSに英紙指摘 「ペナルティーが科される危険がある」
出番減のサンチェスは「間違った場所にいたら、輝くことはできない」と不満を吐露
インテルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスは、今季就任したシモーネ・インザーギ監督の下、思うように出場機会を得られずにいる。これまで公式戦4試合に出場したが、プレー時間は計70分のみ。現地時間3日のセリエA第7節サッスオーロ戦(2-1)後には、自身のSNSに現状への不満を示唆するような投稿をした。ほどなくして投稿は削除されたが、英紙「ザ・サン」はインテルでのキャリア継続に疑問符を付けている。
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インザーギ監督は3日のサッスオーロ戦で、アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスとアルゼンチン代表FWホアキン・コレアの2トップを採用。さらにボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコが途中出場で起用された。新加入のジェコは同点ゴールを挙げ、マルティネスも決勝点となるPKを決めて存在感を見せた。
これまでアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドでプレーしてきたサンチェスは、自身の序列が4番手以下となっていることを痛感し、思いをSNSに吐き出してしまったのかもしれない。インスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)に、道路から外れて砂まみれになり、朽ち果てたフェラーリの画像に、スペイン語で「自分が遥かに大きな価値があることを理解していたとしても、間違った場所にいたら、輝くことはできない」というメッセージを添えて投稿した。
試合終了後のこの投稿はしばらくして削除されたものの、すでにサンチェスが不満を感じていることは世界中に知られる結果となった。記事では「彼は、自身の不満を解消するためにSNSを利用したが、それは賢明なアプローチではなかった。すでに削除された投稿によって、彼はクラブからペナルティーを科せられる危険がある」と、伝えている。
昨シーズンはアントニオ・コンテ監督の下で、リーグ戦30試合に出場して7得点を記録。インテルの11年ぶりとなるセリエA優勝にも貢献したが、監督の交代に伴い、状況が一変してしまったようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)