レアルFWベンゼマ、「希望を与えた」意地のゴラッソ 相手翻弄“カットイン弾”に海外称賛
エスパニョール相手に2点ビハインドのなか、個人技で停滞した状況を打開
レアル・マドリードは現地時間3日に行われたリーガ・エスパニョーラ第8節エスパニョール戦で1-2と敗れ、今季初黒星を喫した。劣勢のなかで、一矢報いたフランス代表FWカリム・ベンゼマのゴラッソを、海外メディアも「希望を与えた」「唯一の素晴らしいゴール」と伝えている。
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敵地に乗り込んだレアルは前半17分に失点すると、後半15分にも追加点を許し、2点のビハインドを背負う。苦しい状況のなか、意地を見せたがエースのベンゼマだった。
後半26分、セルビア代表FWルカ・ヨビッチが捌いたボールを左サイドで受けたベンゼマは、そのままドリブルで持ち込んでペナルティーエリア手前で中央へカットイン。エスパニョールのDFレアンドロ・カブレラ、MFケイディ・バレをかわすと、エリア内から右足を振り抜き、豪快なシュートをゴール右隅に突き刺した。
チームは初黒星を喫したなかで、ベンゼマは得点王レースを快走する今季9ゴール目。スペイン紙「マルカ」が「エスパニョール戦のベンゼマのゴラッソ:彼よりも適切なストライカーはいる?」と見出しを打ち、「マドリディスタに夢を与えた。レアル・マドリードは勝利できなかったが、ヨーロッパ全土で最も良いストライカーの1人だと証明した」と伝えれば、スペイン紙「AS」も「唯一の素晴らしいゴール」「希望を与えた」と称えている。
昨季23ゴールを挙げ、チームを支えたベンゼマ。今季もフランス代表ストライカーの出来にチームの命運がかかってきそうだ。
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