EURO開幕戦で輝いた“フランスの救世主” 衝撃の決勝弾で移籍金が90億円に高騰!

開催国を救う決勝点を決めたパイェの市場価値が、1年間で6倍アップ

 欧州選手権フランス大会の開幕戦ルーマニア戦で、衝撃の決勝ゴールを決めたウェストハムのフランス代表MFディミトリ・パイェの移籍金が、1年間で6倍の90億円にまで高騰したことが明らかになった。英地元紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。

 パイェはルーマニアとの開幕戦で、1-1で迎えた後半44分に左足で豪快な決勝弾を叩き込んだ。ホスト国に初戦で大きな勝ち点3をもたらしたが、パイェ自身の価値は高騰の一途を辿っているという。

 29歳の遅咲きの名手は、昨夏にマルセイユからウェストハムに1070万ポンド(約16億円)の移籍金でやってきた。今年2月に2021年6月までの長期契約を結んだ。今季9得点12アシストでプレミア選手協会選出のベストイレブンにも選ばれたパイェは、全世界が注目するEURO開幕戦で左足のスーパーゴールを決めて、評価をさらに上昇させた。

 バルセロナ、レアル・マドリードも獲得に向けてリストアップしていると報じられるタレントだが、ウェストハムはその移籍金は1年前の約6倍となる6000万ポンド(約90億円)を要求しているとレポートされている。

 29歳というベテランにここまでの移籍金を払うクラブが存在するのか疑問は残るが、衝撃の一撃でパイェの市場価値は一気に高まったと言えそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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