ベイルに挑発されたイングランド代表 「失礼なコメントを頂戴するのは…」と指揮官が必死の応戦

ウェールズに勝利を逃せばさらなる“口撃”も

 指揮官は一度はかわそうとしつつも、「対戦する彼らはいろいろな意見を持っているが、我々一人ひとりが持つ愛国心や野望について疑いの余地はなく、それが重要なんだ。もしベイルがそのような発言を信じているのなら、そんな意見を歓迎していればいい。しかし我々は我々自身であり、自分たちにリスペクトを持っていることは疑いがない」と、サッカーの母国であるイングランドの誇りを隠そうとしなかった。

 第2戦では両国がぶつかり合う「英国対決」が待ち受ける。早くも勝ち点差2でウェールズを追う状況となったホジソン監督率いるイングランドは、ベイルをピッチの上で沈黙させて勝利しなければ、さらなる“口撃”を浴びることになるかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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