レアル17歳中井卓大に「アンチェロッティも注目」 トップチームへの招集に現地指摘
エスパニョール戦直前のトレーニングへ参加、下部組織から3選手が招集
スペインの名門レアル・マドリードの下部組織に所属する17歳MF中井卓大が、トップチームの練習へ参加した。現地時間3日のエスパニョール戦直前のトレーニングセッションに招集を受けたようで、現地メディアは「アンチェロッティも注目しているようだ」と伝えている。
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“ピピ”の愛称で知られる中井は、UEFAチャンピオンズリーグで最多13回の優勝を誇る“白い巨人”の下部組織に9歳から加入。インファンティールA(U-14相当)、カデーテB(U-15相当)、カデーテA(U-16相当)、フベニールC(U-17相当)と順調に階段を上り、昨季はフベニールB(U-18相当)、そして今季はフベニールA(U-19相当)に昇格した。
プレシーズンではフベニールAのさらに一つ上のカテゴリーにあたるカスティージャで、英雄ラウール・ゴンサレス監督のもと、フレンドリーマッチ出場を重ねた中井。卓越した能力に対する評価は高く、将来的なトップチーム昇格への期待も高い。
そんな中井が、3日のリーガ・エスパニョーラ第8節エスパニョール戦前のトレーニングセッションに招集を受けたようだ。レアル専門メディア「ディフェンサ・セントラル」によると、下部組織から参加したのは中井のほか、DFダビド・ヒメネス(フベニールB)、ラファエル・オブラドール(フベニールA)の3人で、クラブ公式SNSでも中井がトップチームの面々とトレーニングをこなす様子が公開されている。
中井について、記事では「白い採石場の中の偉大な真珠の一つ。この日本人選手は、攻撃力のあるミッドフィールダーで、ミッドフィールダーでもインサイドでもプレーでき、技術的にも万能」と紹介。「ラウールはすでにカスティージャでの数試合で彼を頼りにしており、(カルロ・)アンチェロッティも彼に注目しているようだ」とも指摘されている。
中井は昨年10月の国際Aマッチウィーク中や今年5月にも、トップチームの練習へ参加。ジネディーヌ・ジダン前体制(昨季限りで退任)時代から変わらず、高い評価を受けているようだ。