「トミヤスはCBだ」 アーセナル冨安の“SB起用”に英識者見解「あれはワンオフ」
元英代表ジョン・バーンズ氏、冨安の右サイドバック起用に言及
アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、プレミアデビュー後から右サイドバック(SB)としての起用が続いているなか、英メディアは元イングランド代表MFが語ったプレーポジションへの見解に注目している。
今夏の移籍マーケットでボローニャ(イタリア)から名門アーセナルへ加入した冨安は、新天地デビュー戦となったプレミアリーグ第4節ノリッジ・シティ戦(1-0)以降、4試合続けてスタメン出場中。本職のセンターバック(CB)ではなく、右SBでの起用が続いている。
2日のプレミアリーグ第7節ブライトン戦(0-0)ではミスが散見され、英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」の選手採点では、チーム内でも2番目に低い5点の評価に。
それでも、ブライトン戦以前の3試合では手堅い守備を持ち味に評価を上げ、ベン・ホワイト、ガブリエウ、キーラン・ティアニーと形成する4バックは、ノリッジ戦以降の4試合で1失点に抑えている。
ボローニャ時代にもサイドバックを兼任していた冨安。守備陣が安定したパフォーマンスを示していることもあり、しばらくはサイドバックでの起用が見込まれる。そんななか、英紙「メトロ」は、現役時代にリバプールなどで活躍し、現在は評論家などを務める元イングランド代表MFのジョン・バーンズ氏が、冨安のプレーポジションへ言及した言葉へ注目している。
「ジョン・バーンズ、アーセナルの冨安健洋選手のプレーポジションに納得せず」と見出しが打たれた記事では、バーンズ氏のコメントを紹介。同氏は「トミヤスはトッテナム戦ではしっかりしていたが、あれはワンオフ(1回限り)だ。右サイドバックをやっていたが、元々はセンターバックだ」と主張し、あくまでセンターバックの選手である旨の見解を示していた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)