ユナイテッド、去就不透明のポグバ慰留へ…“週給6000万円”提示と英メディア報道
契約延長を望むユナイテッドが新契約を準備? クリスマスまでに最終決定の意向か
マンチェスター・ユナイテッドに所属するフランス代表MFポール・ポグバは、今シーズン限りでクラブとの契約が満了を迎え、22年1月からは、他クラブと来季以降の交渉が自由にできる状態になる。ポグバとの契約延長を望んでいるユナイテッドだが、クリスマスまでに去就の最終決定を求めたと、英紙「ザ・サン」が報じている。
ポグバは2016年に当時の史上最高額となる8900万ポンド(約134億円)の移籍金で、ユベントスからユナイテッドに加入。ジョゼ・モウリーニョ監督との確執もあり、復帰後、常に主力として活躍をしていたわけではない。それでも好調時にはワールドクラスのパフォーマンスをピッチで見せつけ、今季はリーズとのプレミアリーグ開幕戦(5-1)で4アシストを決めるなど、躍動していた。
ユナイテッドはポグバとの契約延長を目指しており、代理人のミノ・ライオラ氏との交渉を継続中。「ザ・サン」紙の報道によれば「最大で週給40万ポンド(約6000万円)で新しい契約」を結ぶことを目指しているという。
ポグバの獲得には、古巣でもあるユベントスに加え、フランスのパリ・サンジェルマン(PSG)、そしてレアル・マドリードも関心を示している。しかし、レアルに関しては「最大のターゲットであるフランス代表FWキリアン・ムバッペと彼を同時に獲得できるだけの財力があるか疑問が残る」と指摘している。
ポグバ自身は、今夏の移籍市場でイングランド代表FWジェイドン・サンチョ、フランス代表DFラファエル・ヴァラン、そしてポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを獲得したユナイテッドに残留することにも前向きだと報じられている。そうしたなか、ユナイテッドは去就の最終決定をクリスマスまでに出すことを、ポグバに求めたようだ。
これまでもポグバの去就には、様々な憶測が流れていたが、28歳となりキャリアの絶頂期を迎えているフランス代表のセントラルハーフは、来季以降どこでプレーをすることになるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)