スアレス、古巣バルサ戦ゴール後の電話パフォ 敵将への当てつけ否定「やると話していた」
古巣バルサ戦で1得点1アシストのスアレス、電話パフォーマンスについて説明
アトレティコ・マドリードのウルグアイ代表FWルイス・スアレスは、現地時間2日の古巣バルセロナ戦で1得点1アシストの活躍を見せ、2-0勝利の立役者となった。ゴール後に見せた“電話パフォーマンス”が電話一本で自身に戦力外を伝えたロナルド・クーマン監督への当てつけなのではと注目を集めている。
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アトレティコのホーム、ワンダ・メトロポリターノで行われた試合が動いたのは前半23分。カウンターからポルトガル代表FWジョアン・フェリックスからスアレス、そしてスアレスからフランス代表MFトマ・レマルと大きなパス交換でバルセロナのペナルティーエリアに侵入。そのままレマルが左足で先制ゴールを蹴り込んだ。
さらに同44分には再びカウンターからレマルのパスを受けたスアレスがGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンとの1対1を冷静に沈めて追加点をゲット。試合の行方を決定づけた。
スアレスはゴール後に右手で電話をかけるようなジェスチャーを披露した。これは昨年バルセロナを退団したスアレスが、クーマン監督から電話一本で戦力外を告げられたということに対する皮肉を込めたものではと話題になっている。ただし、試合後のインタビューでその意味深なセレブレーションについて問われると、スアレスは次のように語った。
「あれは僕の電話番号を知っている人に向けたものだよ。僕はまだ同じ電話番号を使っているよ、とね。クーマンに向けたものではないよ。あれをやると、子どもたちと冗談で話していたんだよ」
スアレスはゴールセレブレーションがクーマンへの当てつけではないと否定していた。とはいえ、解任説が過熱しているクーマン監督にとっては、スアレスのゴールが手痛い一撃となったことは間違いないだろう。