ペップ、唯一負け越している監督は? ライバル・クロップとの対戦成績も注目
プレミアリーグ第7節で注目のビッグカード
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、イングランド・プレミアリーグ第7節のリバプール戦を前に、長年のライバルであるユルゲン・クロップ監督に対して「ユルゲンと彼のチームは私がいいコーチになるのを助けてくれた」と語った。ドイツメディア「SPORTBUZZER」が伝えた。
現在、プレミアリーグはリバプールが勝ち点14でリーグの首位に立ち、シティ、ユナイテッド、ブライトンが勝ち点差1で追う展開になっている。早くも訪れた首位攻防戦を前にペップはライバルであるクロップとリバプールの選手たちを称え、敬意を示した。
「私たちは数年ここイングランドで一緒戦い、非常に多くの大会で頻繁に対戦してきた」とクロップとの長年の関係を語り、クロップとそのチームに向けてこう続けた。
「勝つこともあれば負けることもある。ただ、お互いのチームが『ゴールを決める』という同じコンセプトを持っているのはいいことだ」
クロップは、ドルトムントでの経験を経て2015年10月にリバプールの監督に就任。19年にチャンピオンズリーグで優勝し、翌年にはプレミアリーグのタイトルを獲得した。一方のペップは、16年7月にシティに加入し、それ以来プレミアリーグを3回制している。プレミアリーグの前にはブンデスリーガでお互いにしのぎを削り合ってきた。
ペップとクロップはこれまで監督として21回対戦しており、今節のリバプール戦で22回目の対戦を迎えることになる。互いに9勝ずつを挙げ、3度の引き分けと、まさにライバルと言える互角の対戦を演じてきた。現在、ペップに勝ち越している監督は、ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール監督のみであり、クロップも再びペップに勝ち越した監督の1人になるのかも注目ポイントとなるだろう。
ペップはクロップとリバプールのチームを称賛するとともに、今後のリーグ戦も視野に入れ「彼ら(リバプール)はとても速い。私たちは両方勝とうとしている」と強い意気込みを語った。
今節で最も注目される対戦カードであり、首位を懸けた戦いでもある一戦は、現地時間3日(日本時間4日0時30分)にキックオフが予定されている。