ムバッペ、PSG退団の意思は揺るがず メッシと好連携もレアル移籍プラン「変わりない」
来夏のレアル加入に向けて1月1日から交渉可能
パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは今季限りで契約満了を迎え、来夏の退団が既定路線となっている。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ブラジル代表FWネイマールとのMNMトリオの連携が徐々に深まりつつあるが、それでもムバッペの意思は変わっていないとスペイン紙「マルカ」が報じている。
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22歳のムバッペはクラブとの契約を望んでいないことを明らかにしており、今シーズン終了後にはパリを去る可能性が高い。そして、その移籍先が憧れのクラブであるレアル・マドリードであることは周知の事実。来夏の加入に向けて、年明けの1月1日から交渉が可能となる。
今夏の移籍は封印してPSGで新たなシーズンを迎えたムバッペは、新加入のメッシも加えたことで昨季以上の強力な攻撃ユニットを形成。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節のマンチェスター・シティ戦(2-0)ではワンツーパスでの連携でメッシの移籍後初ゴールをアシストするなど徐々にお互いの理解度も深まっている。シティ戦後にはネイマールのインスタグラムで、MNMトリオの3ショット写真が公開されてPSGファンを歓喜させた。
しかし、マルカ紙は「ネイマールとメッシと写真を撮っても彼のプランに変わりはない」とし、ムバッペのレアル・マドリード移籍を希望する意思は固いと報じている。MNMトリオの共演は今季限りとなる可能性が高いことをあらためて指摘した。
また、同紙はチーム内にムバッペの去就以外の懸念点も新たに浮上したとしている。それがGKの問題だ。
昨季までレギュラーだったコスタリア代表GKケイラー・ナバスが、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマの加入によって出番を減らしていることに不満を抱きはじめているというのだ。ドンナルンマはCL初出場となったシティ戦でハイパフォーマンスを見せていたが、数年にわたってチームに貢献してきた意地がナバスにもあるだけに、さらに出場機会が減少すれば去就問題に発展してしまうかもしれない。
世界屈指のタレントを揃え、国内リーグでもCLでも順調な戦いが続くが、その中でプレーする選手に関する不安は尽きないようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)