日本代表FW古橋亨梧が示した「素晴らしい品格」 ピッチ脇のゴミ片付け行為を英称賛
EL第2節レバークーゼン戦で復帰の古橋、交代後の行為に注目
怪我で戦線から離脱していたセルティックのFW古橋亨梧は、現地時間9月30日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)第2節レバークーゼン戦(0-4)で復帰を果たした中、英スポーツメディア「スポーツ・バイブル」は「セルティックのスター、古橋亨梧の交代後片付けに注目」と、古橋の片付けシーンを取り上げて称賛している。
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古橋は9月7日のW杯・アジア最終予選・中国戦で膝を負傷。戦線から離脱していたが、レバークーゼン戦に出場。その後、日本代表への追加招集が発表された。
記事では「木曜日の夜に行われたヨーロッパリーグで、セルティックはレバークーゼンに敗れたが、少なくとも1人の選手はその振る舞いで素晴らしい品格を示した」と言及。そのなかで古橋に触れ、「チームは0-4で敗れ、ピッチ上では上手くいかなかったものの、古橋亨梧が気品を見せ、ファンが喜ぶ瞬間があった」と続けた。
また、ピッチ脇でゴミを片付ける古橋の姿を紹介し、「74分に交代した古橋は、この前の国際試合以来、欠場していたが復帰を果たした。ベンチにもたれかかってイライラする代わりに、古橋はファンに拍手を送り、ピッチの端に落ちていたゴミを拾っていた。1人のファンがその様子を捉えている」と伝えている。
日本選手や日本ファンの片付けは、これまでも度々脚光を浴びてきた。「日本選手の片付けが称賛されるのは今回が初めてではなく、2018年のワールドカップでは日本代表チームが更衣室を片付けしていた」「それから1年も経たないうちに、今度はアジアカップでカタールに敗れた後、更衣室を整頓して帰ったことが話題になった」と振り返った。
古橋の片付けシーンは、称賛に値する行為として英メディアの注目を集めているようだ。