バルサやPSG関心の東京五輪得点王FWが移籍に言及 「良いオファーである必要がある」

エバートンでプレーするFWリシャルリソン【写真:Getty Images】
エバートンでプレーするFWリシャルリソン【写真:Getty Images】

ブラジル代表FWリシャルリソンは所属するエバートン自体に不満はないとも言及

 東京五輪で大会5得点を挙げ、ブラジル代表の連覇に大きく貢献したエバートンのFWリシャルリソンは、パリ・サンジェルマン(PSG)やバルセロナから関心を持たれているなか、将来的にクラブを離れる可能性を認めている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 2020-21シーズンのプレミアリーグで7得点(34試合出場)を挙げたリシャルリソンは、欧州のビッグクラブから多くの関心を集める存在だ。最終的には残留となったが、2020年1月にはバルセロナが8500万ポンド(約127億円)の移籍金を準備したとされる。今夏、東京五輪で活躍した後も、エバートンに戻って公式戦4試合で1得点を挙げているが、本人も将来が不透明であることを認めている。

 リシャルリソンはアルゼンチン紙「Ole」に対して、「移籍について話す時は、いつも慎重になるんだ。エバートンにいる人やクラブに、大きな愛情を持っているからね。彼らは僕が加入した最初の日から、温かく受け入れてくれた。未来がどうなるか、僕にも分からない。でも、ある日、去らなければ行けなくなった時は、僕にとってはもちろんだけど、クラブにとっても良いオファーである必要がある」と、クラブにもメリットがある必要があることを強調した。

 さらに、もしビッグクラブ移籍が実現しなくても、不満はないとエバートンへの愛情を語っている。

「もし(エバートンに)残ることになっても、僕はこのユニフォームとファンのために、すべてを捧げ続けるよ。彼らはどんな時も僕をサポートして、一緒にいてくれる存在だ。練習場にいる時も、(本拠地の)グディソン・パークにいる時も、自分の家にいるような気分なんだ」

 昨年1月にバルセロナからオファーがあった際も、残留を選択したリシャルリソン。エバートンでプレーし続ける選択肢も十分に可能性はあるようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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