EUROイングランド戦でのロシアサポーターの暴動をUEFAが厳罰へ 人種差別行為なども確認
英BBC報じる 開幕戦で暴動の発端はロシア側の発煙筒持ち込み
欧州選手権(EURO)フランス大会で国際問題に発展しているフーリガンの問題解決に向け、UEFAが動き出した。英国営放送「BBC」は、「ロシアがスタジアムでの暴力行為についてUEFAの徹底調査を受ける」と報じている。
問題が発生したのは現地時間11日に行われたイングランド対ロシアの一戦。マルセイユで行われたこのゲームではフーリガンの問題が多発。試合前にはマルセイユの街中で、ナイフを持ったロシアのフーリガンがイングランドサポーターを襲撃し、1人の男性が意識不明の重傷となっている。逮捕者も出るほどの騒ぎとなり、フランス国内は騒然としている。
さらに、ロシアサポーターはスタジアム内でも暴動を起こした。会場のスタッド・ヴェロドロームの緩衝地帯を突破し、イングランドファンのエリアに侵入。暴行に加え、イングランドの国旗を破るなどの蛮行を繰り返した。このシーンはすでに映像でも確認されている。
目撃者の証言によれば、そもそもの騒動の発端は試合終了間際にロシアサポーターが発煙筒に火をつけたことだという。
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