浦和ロドリゲス監督、対戦の“神戸トリオ”を名指し警戒「以前よりもプラスが増えている」
2日の神戸戦に向けて警戒ポイントを語った浦和のロドリゲス監督
浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督は、1日のトレーニング後にオンラインで定例会見を行い、2日の第31節で対戦するヴィッセル神戸について「大迫、武藤、イニエスタのコンビネーションが上手くいっている」と警戒ポイントを話した。
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J1リーグでは3位以内が来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を得るが、首位の川崎フロンターレと2位の横浜F・マリノスが抜け出しているなかで、3位は31試合消化の名古屋グランパスが勝ち点54になっている。そして、30試合消化の勝ち点51で並ぶ浦和と神戸が2日に直接対決。3位争いのなかでは、非常に重要な直接対決になる。
ロドリゲス監督は、今季ルヴァン杯も含めて3回対戦している神戸を率いる三浦淳寛監督について「試合が始まれば、何かを変えてきたかどうかを観察しないといけない。三浦監督は3試合ですべて形を変えてきた」と話し、そのうえで「新しい選手、新しい武器を手にしている」とした。それが、今夏のウインドーで加入したFW大迫勇也、FW武藤嘉紀、FWボージャン・クルキッチだ。
すでに大迫と武藤はスタメン出場を続け、ボージャンは途中出場でコンディションを上げる状態にあると見られる。そして、中盤には元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが控える神戸の攻撃陣について、ロドリゲス監督はこう話した。
「攻撃面で以前に対戦した時よりもプラスが増えていると思う。大迫、武藤、イニエスタのコンビネーションが上手くいっている。選手が代わるとチームの振る舞いも変わるので気をつけたい。いくつかのキーポイントがあるが、中盤の戦い、大迫選手のところなどがある。どの試合でも、相手のカウンターには気をつけないといけない。3人のコンビネーションに警戒したい。アウェーではミスがないようなパーフェクトゲームをしないと、ちょっとしたところで決められてしまう」
浦和は現在、8月14日のサガン鳥栖戦からリーグ7試合連続で無敗。その間、失点もわずかに2点で乗り切った。前節のFC東京戦では、今季のリーグ戦で初めて先制点を許したゲームを勝利した。ロドリゲス監督は「選手たちに繰り返し言っているのは、どこでプレーしても、誰が相手でも勝てるんだということ」と、チームに自信を植え付けてきた。
バランスの取れたサッカーを展開して失点の少ない好調な浦和と、J1屈指の個人能力を誇るアタッカーたちを持つ神戸によるACL出場権を懸けた直接対決は、今週末の注目カードと言えるはずだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)