スアレス、“仇敵”クーマン率いるバルサの危機へ皮肉 「選手にダメージを与えている」
CL開幕から2連敗でクーマン監督解任危機、混乱の古巣バルサの現状に言及
アトレティコ・マドリードのウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、古巣バルセロナについてスペイン紙「スポルト」でインタビューに応じている。
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スアレスは昨季の開幕前に、2014年からプレーしたバルセロナを退団。多くのトップクラブが移籍先に浮上したが、国内移籍でアトレティコへと活躍の場を移した。そして今季の開幕前にはバルセロナからアルゼンチン代表FWリオネル・メッシも退団している。
バルセロナはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で開幕2連敗。リーグ戦でもグラナダやカディスにスコアレスドローと、ロナルド・クーマン監督への批判も高まる中で週末にアトレティコ戦を迎える。結果次第では監督交代とも言われる中で、スアレスは古巣バルサが危機的状況へ陥っている現状について「クーマンとラポルタの間で戦争が起こっていて、選手にダメージを与えている」と痛烈な一言を送った。
すでに後任候補として多くの名前が挙がるなかで、その中にはスアレスともバルセロナで1シーズンのみながら共闘したレジェンド、元スペイン代表シャビ・エルナンデス氏の名前もある。
しかしスアレスは「今、シャビがこの問題の渦中に入るべきタイミングではないと思う。彼は聡明な人で、その時々の問題をよく理解している。彼は適切なタイミングを待つべきだと思うね」と、むしろシャビ氏に気を遣うような言葉を残した。
スアレスにとってのクーマン監督は、自身の退団を推し進めた“仇敵”でもある。その指揮官に引導を渡すゴールを決めることになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)