「アーセナルの好転を物語っている」 冨安&GKラムズデールの新加入組を英紙称賛

アーセナルのDF冨安(左)とGKラムズデール【写真:Getty Images】
アーセナルのDF冨安(左)とGKラムズデール【写真:Getty Images】

冨安とラムズデールが守備陣に入り、チームはリーグ戦3連勝中

 アーセナルは現地時間10月2日、敵地でのプレミアリーグ第7節でブライトンと対戦する。開幕3連敗のあと、3連勝と巻き返してきたが、その大きな原動力になっているが日本代表DF冨安健洋とイングランド人GKアーロン・ラムズデールの新加入組2人だ。英紙も「アーセナルの好転を物語っている」と伝えている。

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 冨安は開幕3連敗で最下位と文字通りどん底に沈んでいたプレミアリーグ第4節ノリッジ戦でデビュー。右サイドバックで起用され、持ち前の空中戦の強さと積極的な攻撃参加でインパクトを残し、1-0の勝利に貢献した。

 そこから直近の第6節トッテナム戦(3-1)までアーセナルは冨安、ベン・ホワイト、ガブリエウ、キーラン・ティアニーの4バックとGKラムズデールの守備ブロックがレギュラーに定着。3連敗からの3連勝で10位まで浮上している。

 トッテナム戦では、冨安とラムズデールが見せたあるワンシーンが話題となった。3点をリードして迎えた後半15分、アーセナル陣内へ攻め込んだトッテナムは、エースFWハリー・ケインがバイタルエリアでパスを受けると、ペナルティーエリア右寄りから右足を一閃。ゴール左へと飛んだ低弾道シュートに対し、ラムズデールが右手一本でセーブする。前方へ弾いてしまったが、これにすかさず反応した冨安がスライディングしながらボールに触れ、ゴールラインへと逃れた。この危機回避後、ラムズデールが冨安のもとへ歩み寄ると、両者が右手で勢いよくタッチし、互いにファインプレーを激励するかのように体をぶつけ合った。

 英紙「デイリー・メール」は、改めて「トミヤスとラムズデールのジェスチャーは、アーセナルの好転を物語っている」と言及。記事では、冨安の獲得を「最も賢明なサイン」とし、「トップ6フィニッシュが目標ならば、アルテタはトミヤスやラムズデールのような選手をプレーさせる必要がある」と継続起用を推奨している。

 ブライトン戦で連勝を「4」に伸ばせば、冨安やラムズデールの評価はさらに上がっていくに違いない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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