「自分が点を取ると分かっていた」 決勝弾のC・ロナウド、クラブOBに送った言葉は?
ファーディナンド氏は「チームをリラックスさせる効果がある」とロナウド効果に言及
マンチェスター・ユナイテッドは、現地時間29日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループFの第2節ビジャレアル戦で2-1と勝利した。クラブOBでもある元ユナイテッドのイングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏は、アディショナルタイムに決勝点を挙げたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドから試合後にもらったメールの内容を明かしている。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じた。
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後半8分に先制点を許したユナイテッドだったが、その7分後にはポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスのフリーキックから、ブラジル代表DFアレックス・テレスがゴールを決めて同点に追いつく。その後、得点の決まらない時間が続いたが、後半アディショナルタイム5分、ロナウドが決勝点を決め、土壇場で勝ち点3を獲得することに成功した。
ファーディナンド氏は、「彼(ロナウド)は、僕に『今日は良いプレーができなかったけれど、自分が点を取ることだけは分かっていた』とメールをくれたよ。これが彼が持っている信念だ。ほかの選手たちも影響を受けている。素晴らしいことだ。今日のユナイテッドは良くなかったし、オレ(・グンナー・スールシャール)監督が求めるレベルにはなかった。それでも、ゴールが必要な時、チーム、スタジアム、ファンを盛り上げるためにロナウドが歩み出るんだ」と、今季クラブに復帰したストライカーとのやり取りを明かした。
「彼は、チャンスが訪れる男になりたいんだ。それは彼の得点記録を見ても明らかだ。大きな瞬間、そこにいる。そして、その大部分を占めるんだ。ロナウドのような選手がいると、新たな命を与えられた気分になる。実際、寿命が延びるんだ。なぜなら、チャンスが来れば、彼が点を取ってくれると分かっているからね。その存在がチームをリラックスさせてくれる。チームにとって、何より大きいことだ。プレッシャーを受け、時計の針が進むのを見ても、パニックにならなくて済む。チャンスが来ると信じることができるからね」
ロナウドの活躍もあり、勝利を挙げることができたユナイテッド。これまでのキャリアで、数多くのタイトルを所属クラブにもたらしてきたストライカーは、今季もユナイテッドにタイトルをもたらせるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)