「これぞ俯瞰の目」 旗手怜央、“ノールック”高精度ロングパスに賛辞「いつ見てた?」
神戸戦の3-1逆転勝利に貢献、試合中のワンプレーが話題に
J1首位の川崎フロンターレは、29日に行われたリーグ第28節ヴィッセル神戸戦に3-1と勝利し、5連勝で2位横浜F・マリノスとの勝ち点差を「12」に広げた。後半3ゴールで鮮やかな逆転勝利を収めたなか、スポーツチャンネル「DAZN」公式ツイッターはMF旗手怜央のワンプレーに注目。ファンからも「これぞまさに俯瞰の目」「鳥肌が立った」などの賛辞が寄せられている。
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4連勝中の川崎は前半13分、神戸FW武藤嘉紀に2試合連続ゴールとなる先制点を許したものの、後半11分にFWレアンドロ・ダミアンのPKで同点とすると、同27分には右サイドをフリーで駆け上がったDF山根視来のクロスがオウンゴールへとつながり2-1と逆転に成功。これで完全に勢いづくと同40分、敵陣バイタルエリア中央でFW宮城天が相手のパスを拾うと、すかさずペナルティーエリア内右の旗手へスルーパス。ボールを持った旗手は数メートル前進後、背後のスペースへヒールで落とし、これに反応した家長がフェイントで相手DFをかわしてからコントロールシュートをファーサイドへ突き刺した。
家長のテクニックはもちろん、旗手の判断力も光る得点となったが、この試合ではほかにも観る者を唸らせるシーンがあった。川崎が2-1とリードしていた後半30分、自陣右サイドの密集地帯でボールを受けた旗手は、右斜め前方に一度持ち出して対峙した相手選手を半歩かわすと、すぐに右足を強振。ボールは神戸の浅い最終ラインの頭上を越えて逆サイドを縦に走ったFWマルシーニョの足もとに収まった。
この見事なサイドチェンジの映像を、スポーツチャンネル「DAZN」公式ツイッターが「旗手怜央には見えていた」と綴り投稿。ファンからは「これぞまさに俯瞰の目」「スゴすぎ」「鳥肌が立った」「キック精度が素晴らしすぎる」「これほんといつ見てたの?」など感嘆の声が寄せられた。中盤や前線、サイドバックなど複数ポジションをハイレベルにこなす旗手。サッカーIQの高さを示すワンプレーとなった。