急回復のアーセナルで“レギュラー落ち” 苦境のGKレノ、今冬のインテル移籍浮上
開幕3連敗でラムズデールに正GK交代、インテルが資金調達可能か検討中と報道
アーセナルのドイツ代表GKベルント・レノが、来年1月の移籍市場でインテルに移籍する可能性が浮上している。英紙「デイリー・メール」が報じた。
2018年にレバークーゼンからアーセナルに加入したレノ。当初は元チェコ代表GKペトル・チェフの控えだったものの、その後にレギュラーポジションを奪取し、今季も開幕スタメンに名を連ねた。
しかし、チームはプレミアリーグ開幕3連敗という悪夢のようなスタートを切り、レノは第4節以降ベンチスタートが続いている。今夏に加入した23歳のGKアーロン・ラムズデールに定位置を明け渡した格好だ。メンバー入れ替え後にアーセナルは3連勝と上り調子で、レノとしては複雑な状況だろう。
GK大国ドイツが生んだ実力者は当然レギュラーとしてのプレーを望んでいるなかで、セリエA王者のインテルは1月にレノを獲得するための資金を調達できるかどうかを検討していると伝えられている。37歳となった元スロベニア代表GKサミール・ハンダノビッチの後継者としてレノに関心を寄せているようだ。記事では「ラムズデールの好調はレノにとっては不吉な兆候だ」とし、移籍の可能性が示唆されている。
アーセナルとしては、インテルからの適切なオファーがあれば応じる可能性はあるという。レギュラーを追われた29歳の守護神は、冬のマーケットで新天地を求めることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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