首位川崎、リーグ5連勝! 神戸に3-1逆転勝ち、2位との勝ち点12ポイント差に
神戸が武藤弾で先制も、川崎はL・ダミアン、OG、家長がゴール奪取
J1リーグは29日、第28節開催分の1試合が行われ、首位川崎フロンターレと4位ヴィッセル神戸が対戦。川崎がFWレアンドロ・ダミアン、FW家長昭博のゴールなどで神戸に3-1と逆転勝ちを収めた。
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4連勝中の川崎と2連勝中の神戸による一戦で、序盤から攻勢に出たのはホームの川崎だった。開始3分、ペナルティーエリア(PA)内左でDF登里享平からのパスを受けたMF旗手怜央がいきなり際どいシュートを放つ。これはゴールとはならずも、ボールを保持しながら果敢に敵陣へ攻め込んだ。
それでも、先制点はアウェーの神戸が奪う。同13分、中盤でボールを持ったMFアンドレス・イニエスタが前線へ浮き球のパスを供給。これに反応したFW大迫勇也がPA内でキープすると、ファーサイドへ待ち構えていたFW武藤嘉紀へラストパスを通し、武藤が2試合連続となるゴールを決めた。
1点のビハインドを背負った川崎はその後、MF脇坂泰斗が果敢にシュートを放つシーンこそあったものの決め手を欠く。敵陣でパスを回すも、大迫を起点に追加点を狙いに出た神戸の守備を崩し切るには至らず、神戸リードのまま前半を折り返した。
同点に追いつきたい川崎は後半早々、敵陣左サイドを崩した流れから脇坂が右足ミドルを放つも、シュートはわずかにゴール左へ。同6分には脇坂のスルーパスから家長に決定機が訪れるも決め切れない。
その直後、川崎は左サイドを突破したFWマルシーニョがPA内で倒されPKを獲得するも、このチャンスでキッカーの家長がシュートを左ポストに当てる痛恨のミス。運に見放されたかに見えたが同10分、DF山根視来のクロスが神戸DF大﨑玲央のハンドを誘い、再びPKを奪取。この場面でL・ダミアンが確実に決めて1-1の振り出しに戻した。
川崎はさらに同27分、右サイドをフリーで駆け上がった山根が右クロスを送ると、これが神戸DFトーマス・フェルマーレンのオウンゴールへとつながり2-1と逆転に成功。その直後、神戸のイニエスタにゴール前から決定的なシュートを放たれたが、このピンチはGKチョン・ソンリョンの好守で回避する。
すると同40分には、家長が勝負を決定づける3ゴール目を奪い、3-1のスコアで勝利。神戸を逆転で下し、リーグ5連勝を飾り、2位横浜 F・マリノスとの勝ち点差を暫定で12ポイント差へ広げた。
(FOOTBALL ZONE編集部)